【マイクラJava版】MODの導入方法とワールドデータの管理法【1.16.4対応】

Abstract Installation Article Thumbnail

MODの導入方法(Minecraft Forgeを利用)

Minecraft Forgeを導入する

Abstract Installation Folder Structure Change

まず、Minecraft Forgeを導入します。導入すると、Minecraftのバニラの実行ファイルにMinecraft Forgeのインストーラが変更を加え、新しい実行ファイルが「versions」フォルダの専用フォルダに作成されます。

Abstract Installation Profile Settings

また、Minecraft Forgeをインストールすると新たな起動構成が作成されます。使用するバージョンには新たに作られた実行ファイルが指定されています。初めてこの起動構成で起動すると、「ゲームディレクトリ」(デフォルトでは「.minecraft」フォルダ)下の「mods」フォルダのMODが読み込まれるようになります。

詳しい導入方法はこちら

MODを導入する

利用する起動構成で指定された「ゲームディレクトリ」下の「mods」フォルダへ、そのMODのファイルを移動します。(ほとんどは「jar」ファイルです)

マイクラのフォルダ構造

.minecraftフォルダの場所
オペレーティングシステム 場所
Windows %APPDATA%\.minecraft
macOS ~/Library/Application Support/minecraft
Linux ~/.minecraft

マイクラのファイルは、全て「.minecraft」に保存されています。

Abstract Installation Folder Structure

「.minecraft」は、バニラでは7つのフォルダと5つのファイルで構成されています。

assets

「assets」フォルダには、マイクラの翻訳ファイルの場所の情報や、音声ファイル、ランチャーで表示されるニュースの画像などが配置されています。

bin

「bin」フォルダは、実行ファイルのキャッシュが配置されています。キャッシュとは、アプリケーションが実行時に生成するファイルを保存したもののことで、毎回行われる生成処理をスキップし、アプリケーションの実行速度を上げるのに役立ちます。

libraries

「libraries」フォルダには、マイクラが実行時に利用する外部プログラムが配置されています。

logs

「logs」フォルダには、マイクラの実行ログが配置されています。マイクラが立ち上がるまでのランチャー側のログは、「launcher_log.txt」に保存されています。

resourcepacks

「resourcepacks」フォルダは、リソースパックを配置する場所です。リソースパックを配置し、マイクラ内の設定で有効にすることで、テクスチャや効果音などが変更されます。

saves

「saves」フォルダには、マイクラのワールドデータが配置されます。MODを導入する場合にワールドデータを分けて管理したい時は、「起動構成」の「ゲームディレクトリ」を指定することで、任意の場所に保存するようにすることが出来ます。

versions

「versions」フォルダには、ダウンロード済みのバージョンのマイクラの実行ファイルと、実行に必要なファイルの情報が配置されています。Minecraft Forgeをインストールした場合、ここにMinecraft Forgeがインストールされたマイクラの実行ファイルが配置されます。

launcher_log.txt

「launcher_log.txt」には、マイクラのランチャーの実行ログが保存されています。マイクラが立ち上がった後の実行ログは、「logs」フォルダの下に配置されています。

launcher_profiles.json

「launcher_profiles.json」には、マイクラのランチャーの全ての起動設定の情報が保存されています。実行するマイクラのバージョンや、「ゲームディレクトリ」などの情報が保存されています。

options.txt

「options.txt」には、マイクラ内の設定が保存されています。ビデオ設定や音量設定などです。

realms_persistence.json

「realms_persistence.json」には、Minecraft Realmsのニュース情報が保存されています。

window_settings_launcher.conf

「window_settings_launcher.conf」には、マイクラのウィンドウサイズと位置の情報が保存されています。マイクラの実行時にウィンドウのサイズを変更したり位置を移動したりすると、ここへ保存されます。

MOD導入時のおすすめワールドデータ管理法

Abstract Installation Preferred Folder Structure

おすすめのワールドデータ管理法は、起動構成ごとにゲームディレクトリを分けるというものです。MOD毎にマイクラのバージョンに対応するまでの時間が違ったり、対応を見送られることがあるので、バージョンアップする時に前回と同じMODを導入できるとは限らないためです。

Abstract Installation Version Up Compatiblity Vanilla

バニラのマイクラでは、基本的にブロックやアイテムはバージョンアップと共に追加されて増えていくため、同じワールドデータを使い続けても問題が無い場合が多いです。

Abstract Installation Version Up Compatiblity Modded

MODを導入したマイクラでは、上図のようにバニラのバージョン毎に導入するMODが変わるため、ワールドデータを分けて管理することをおすすめします。

参考文献